人間ドックの活かし方

人間ドックを活かす方法は、定期的に検査することです。
一番悪いのは、悪化している傾向が確認できたのにそれを放置することです。
たいていの病気は初期の段階で対処することで悪化を防ぐことができ、病状が進行するほど対処が難しくなります。
人間ドックは病気の早期発見が目的とも言え、人間ドックを受けた方の多くは程度にかかわらず何らかの問題が指摘されます。
問題は重大なものから、軽くみられるものもあります。
得てして病気は悪いほうへ進行します。
人間ドックを受けた時点では、気になる程度のものでも放置していると、いつの間にか重大な状況へと進行しているかもしれません。
そういった事を防ぐためには、定期的に人間ドックを受診する必要があります。
人間ドックを定期的に受診することで、悪い兆候をいち早くつかめ治療に活かすことができます。
また、気になるところがあれば検査内容をそれに合わせて変更することができます。
人間ドックを単発的に受診していると、前回の結果を活かすことが出来ないので、定期的に受診することで人間ドックを活かすことが出来ると言えます。

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