イノシトールとは
イノシトールはビタミンとしては正式に認められていませんが、ビタミンB群に近いものだと考えられています。
その働きは肝臓に脂肪がたまるのを防いだり、脂肪とコレステロールの代謝に作用したりと大切な役割を果たしています。
コレステロールの流れもよくなるので動脈硬化の予防も期待できます。
また細胞膜を構成するリン脂質の重要な成分であり、特に神経細胞の膜に多く含まれています。
そのため脳細胞に栄養を供給したり、神経を正常に保つうえで不可欠のはたらきをしています。
レバー、ビール酵母、小麦胚芽、キャベツ、トマト、もも、オレンジ、さつまいもなどがあります小麦胚芽、キャベツ、トマト、もも、オレンジ、さつまいもなどに含まれています。
通常は食事から十分な量のイノシトールを摂取できますが糖尿病の人は通常の倍が必要になります。
またカフェインはイノシトールを多く消費するためコーヒーなどカフェインの多いものをよく摂る人は通常より多く摂る必要があります。