日々の生活をよりよいものにするためのサプリメント
アントシアニンとはブルーベリーやアヤムラサキという種類のサツマイモに含まれている紫色の色素です。
アントシアニンは抗酸化物質ポリフェノールの一種で、ゴマリグナンと同じような働きをし視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促して、疲れ眼を改善し、視力を向上させます。
アントシアニンの効果は摂取後4時間程度でその効果がみられ、24時間後には消失します。
大リーグのアンパイアでもアントシアニンが流行っているそうです。
アントシアニンは網膜に張り巡らされた毛細血管の保護・強化作用、血液循環を向上させる効果や、角膜・水晶体などに含まれるコラーゲンを安定させる作用もあり、網膜剥離の予防にも効果的であると考えられています。
最近では長時間のパソコンの使用などのVDTによる網膜剥離の危険も指摘されているので、予防のためにもサプリメントの摂取を考えてみてはどうでしょうか。
他にもアントシアニンには活性酸素の生成を抑制する抗酸化作用や血液をきれいにする作用もあるため動脈硬化や血栓症を防ぎ、虚血性心疾患や脳血管障害、ガンの予防効果があると考えられています。
そのためアントシアニンはヨーロッパでは脳血管障害などの医薬品の成分として使われています。
アントシアニンは肌の弾力性を保つために必要なコラーゲンの合成を促進する作用が認められています。同時に、アントシアニンが傷などの回復を早める作用もあるそうです。
農林水産省の実験では肝障害のラットにアントシアニンを含むアヤムラサキジュースを飲ませると、血液中の有害物質が3分の1まで抑えられたことから、アントシアニンは肝機能を向上させることが分かりました。
他にもアントシアニンが血圧を上昇させる酵素の働きを阻害することが分かっており、血圧抑制効果が期待できます。
このようにアントシアニンには目を良くするといった働きの他にも美容や健康維持に効果がある栄養素です。