保険について
言われるままに決めない、自分で決めたい保険
これまでの生命保険は外交員、セールスレディーによる人海戦術で、保険会社が売りたい商品を重点的に売るという方法でした。
この方法で重視されていた点は加入者が月にいくらまでなら保険料を支払えるかであったため、必ずしも必要というものでもない保険に加入することもありました。
逆に必要であったはずの保健に加入しないケースもあります。
例えば阪神大震災による火災では火災保険が適用されないことをテレビで初めて知った人も多いと思います。
これは地震時の火災には火災保険が適用されないことを加入者に知らされないまま外交員の勧めにしたがって保険を選んでいたために起こった問題です。
安心を買っているつもりでも保険が必ずしも適用されるわけでなく、逆に無くてもいい保険に加入している場合もあります。
またバブル経済の崩壊、日本版ビッグバンと保険はより加入者のリスク、責任が増してきました。
保険業界はこれまでの国内大手保険会社に加え、損保系生命保険会社、外資系が参入し商品の種類は大幅に増えています。
テレビCMもさかんに行われていますが、CMでよく見かけるからで選ぶのでは以前の人海戦術時代と何も変わりません。
あくまで加入者が自分で必要なものを(相談し)選ぶことが大切です。
自分で保険を決めるための基礎知識