サプリメント番長

ビオチン

ビオチンとはビタミンHとも言われ、このHはドイツ語の皮膚を意味するHauのHに由来します。
これはねずみの皮膚炎を防止することを発見したことから命名されました。
ビオチンは皮膚の炎症を防ぎ、かゆみを引き起こすヒスタミンの体内での生産を阻害します。
さらに毛細血管を丈夫にし血流をよくし、新しい皮膚の生成をうながします。
ある学者はアトピー性皮膚炎の40%から50%はビオチン不足であり、ビオチンを飲めば治るといいます。
また、日本の粉ミルクは欧米のものと比べるとビオチンの量が少なく、日本の赤ちゃんにアトピーが多いのはこれが原因とも言われています。
ビオチンは食事からは十分な量は取れないのでサプリメントから摂ります。
1日に1mgから2mg程度摂ります。
ビオチンは水に溶けやすいので過剰摂取したものは尿として排出されるので、過剰摂取は問題ないと言われます。
また過剰摂取による障害などは今のところ確認されていません。
サプリメントでビオチンを摂るとα-リポ酸が不足しやすくなると言われますので、ビオチンとあわせてα-リポ酸をあわせて飲むようにします。