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>女性ホルモンに似た大豆イソフラボンとは？

豆乳を飲むと痩せる、胸が大きくなる、肌がきれいになると言われますが、これはイソフラボンの効果だと言われています。では豆乳を飲めば叶姉妹の様になれるのでしょうか？なぜイソフラボンがいいのか、効果的に摂取するにはどうしたらいいのかを含めてまとめてみました。
イソフラボンはカテキンやぶどうポリフェノールなどの植物ポリフェノールの一種で、大豆に多く含まれます。カテキンなどと違い女性ホルモンであるエストロゲンに近い働きをします。更年期障害はエストロゲンの減少によるものですからイソフラボンが有効であると以前から言われてきました。
エストロゲンは初潮のころ急激に分泌が始まり３０歳頃に最も分泌され、閉経とともに分泌されなくなります。初潮の後から急激に女性らしい体つきになることを考えると、豆乳を飲んで胸が大きくなったというのは、イソフラボンが初潮後の頃のようにより女性らしい体にさせようとするのかもしれません。（初潮後に胸を成長させるのはエストラジオールとプロゲステロンというホルモンが主に関わるとされています。プロゲステロンとエストロゲンは関係が強いホルモンですが、豆乳で胸が大きくなったとういう説明には相応しくないかもしれません）

本当に痩せる？肌がキレイになる？

では豆乳で痩せるのはなぜでしょうか？女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると食事から摂った脂肪を体内に蓄えようとする体質になります。そして、これが肥満につながります。イソフラボンはエストロゲンと似た働きをすることから、脂肪の蓄える体質を改善する、脂肪が付きにくい体になると言われています。これが豆乳で痩せる理由です。しかし若い人は通常十分な量のエストロゲンが分泌されているので、必ずしもイソフラボンによるダイエットは期待できません。
ところでホルモンバランスが崩れると聞く事がありますが、このホルモンとはプロゲステロンとエストロゲンのことを指します。イソフラボンはエストロゲンに似た働きをしますので、生活のリズムが不規則、ストレスの多い生活をしている方は太りやすくなる事があるのでイソフラボンを意識して摂取するといいと思います。
また豆乳で肌がきれいになると言われますが、エストロゲンと美肌の関係については確かなデータはないようです。したがって豆乳で美肌になるというのはイソフラボンの働きではなく、豆乳に含まれる他の様々な成分によるものと思われます。豆乳にはイソフラボン以外にも大豆たんぱく、レシチン、サポニンなどが多く含まれる健康食品ですので、これらの成分が美肌に効果があるのかもしれません。
最後に叶姉妹になれるかどうかについてですが、以前叶姉妹が愛用していると言われざくろジュースが話題になりました。このざくろにもエストロゲンと似た働きをするものが含まれているそうです。イソフラボンもエストロゲンに似た働きをするのですから、豆乳でも叶姉妹に近づけるかもしれません。