保険について
言われるままに決めない、自分で決めたい保険
終身保険と定期保険の一番の違いは貯蓄性です。
とちらも死亡、高度障害をほしょうするもので満期保険金はありません。
終身保険の場合は障害にわたって死亡保障が続き、解約返戻金もあります。
しかし定期保険よりも高く、30歳から60歳までの保険金は定期保険の約4倍にもなります。
また、期せずして若いうちになくなった場合、払い込み金額も定期保険より高くなるため長生きをすることが前提の保険であると言えます。
終身保険の加入のパターンとしては若いときに最低限の終身保険に加入し、解約せずに必要にあわせて保障の増減を行います。
保険料が高いからといって短い期間で解約すると（払い込み期間に比例するため）解約返戻金の額はわずかなものになってしまうので、無理をせずに必要最低限度のものを選ぶほうがよいでしょう。
もし結婚しない場合や、子供に対して保険料が必要がなければ解約返戻金を老後に生かすことが可能です。
公的年金への不安から個人年金保険が注目されていますが、終身保険の方が用途広い点では有利です。
終身保険の特徴は
・生涯保障が続く
・解約返戻金がある
・保険金は高い
定期保険は終身保険だけでは高くなりすぎる保険料を抑える目的で加入されます。
保険料が安くなる分貯蓄性はなくなります。
定期保険は死亡保障のみを目的にしているため一般的には終身保障とセットにした定期付き終身保険に加入するのが一般的です。
定期保険には全期型と更新型があります。
全期型で保障期間が30年の場合と、更新型で10年、15年で満期となるものを更新していった場合ではトータルで支払う保険料は全期型の方が少なくてすみます。
これは更新時に保険料が再計算されるためです。
定期保険の特徴は
・保険料が安い
・解約返戻金がない