保険選びのポイント
言われるままに決めない、自分で決めたい保険
生命保険は死亡保障、老後保障、医療保障のいずれかに重点をおき、加入することが一般的です。
どれも十分に安心できる保障をカバーしようとすると保険料が非常に高くなってしまいます。
どうしてもあらゆるリスクに備えて保険に加入していたらきりがありません。
では死亡保障、老後保障、医療保障のどこにポイントを置くのかはライフプランにより決めます。
・死亡保障
必要な死亡保障額は
支出−(収入+資産)
を目安にします。
支出には生活費、教育費、住宅費などがあります。
収入は遺族年金、死亡退職金などがあります。
手取りの月収を100倍したものを目安とすることもあります。
・老後保障
老後保障額は現在の支出からローンや教育費など将来なくなる支出を引いたものをまず計算します。
この支出のうち退職金と公的年金でカバーできない分が必要な保険料となります。
・医療保障
公的医療保険では1ヶ月に同じ病院に支払った治療費の自己負担額が63600円を超えると、高額療養費制度により超えた分はあとから支給されます。
医療保障はこうした公的保険制度で補えない分をカバーするものと考えます。
自分で保険を決めるための基礎知識