サラリーマンのためのメタボリック対策 メタボリックの怖さとは

メタボリックシンドロームについて知ろう

メタボリックシンドロームの怖さとは


メタボリックシンドロームとは病気の名前ではなく、病気になりやすい状態をさします。
メタボリックシンドロームには自覚症状がないので
メタボリックシンドロームで怖いのは、動脈硬化が進むことで起こる血流障害が怖いからです。
血流障害とは特に心血管合併症と呼ばれます。
血管は体中にあるので血流障害は体のいたるところで起きるのですが、特に起こりやすいのは脳、目、心臓、腎臓などの過敏な部分です。
一度どこかに異常が見られたら次ぎは体のどこがわるくなってもおかしくありません。
動脈は全身にあり、その動脈がむしばまれている動脈硬化が原因だからです。
動脈硬化とは血管の内側に死んだ細胞や脂肪などがへばりつき、血管がもろくなった状態です。
血管の内側にへばりついた脂肪は血管を破れやすくし、またカルシウムが貯まるなどで弾力を失い硬くなります。
痛んだ血管が破れると、血管の穴を埋めるために血小板が集まって栓をします。
さらにフィブリンや赤血球などもまきこみ大きな血の塊、血栓となります。
この血栓が血液の流れを邪魔し、虚血となります。
この現象が心臓で起これば狭心症です。
もし血管をふさぐほど血栓が大きいものになると、脳梗塞、心筋梗塞になります。
血管が塞がっていた領域にある細胞は死滅し機能を失います。

このようにメタボリックシンドローム自体は自覚症状もない状態ですが、メタボリックシンドロームの状態が続くと確実に体の内側は
蝕まれある日突然脳卒中で倒れる、ということが危惧されます。
メタボリックシンドロームは赤になるまえの黄色信号という状態です。
黄色信号を無視せず、生活習慣を見直すことでメタボリックシンドロームは改善されます。

メタボリックについて知ろう


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