メタボリックシンドロームについて知ろう
メタボリックシンドロームの特徴とは
メタボリックシンドロームの特徴の一つは自覚症状がなく、症状が現れると一気に、しかも重大な病気になることです。
メタボリックシンドロームの自覚症状が出たときはすでに遅いと言われますが、血液検査や血圧、体重、腹囲などの臨床検査値は
徐々に悪くなって発病することが一般的です。
要するに毎年の健康健診の結果は悪くなって、悪くなっていった結果重大な発病に至るのです。
健康健診の結果が悪くなっているにもかかわらず、自覚症状がないから問題ないのだろうとか、もともと血圧が高めなんだという判断は間違いです。
自覚症状がないのは高い血圧、高い血糖値などに体が慣れているからです。
生活習慣により徐々に徐々に血圧が高く、血糖値が高くなるため体がなれ、自覚症状はないのです。
しかしメタボリックシンドロームは特別な薬を飲んだり、定期的に通院しなくても生活習慣さえ見直せば改善できます。
自己管理さえできればメタボリックシンドロームは必要以上に恐れるものではありません。
日ごろから体重、体脂肪、血圧、腹囲を測り体の変化を意識する、脂っこいものを避けたりお酒の飲みすぎに注意するなど食事の制限を行う、ウオーキングなど適度な運動を行う、これだけです。
メタボリックシンドロームは生活習慣を見直すだけで改善できるのです。
メタボリックについて知ろう