メタボリックシンドロームについて知ろう
特定健康診査とは
生活習慣病予備軍の減少を目的とした特定健康診査(いわゆるメタボ健診)が2008年度から義務付けられました。
特定健診で行われる血液検査は8項目あります。
血糖、ヘモグロビンA1c、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの8項目。
うち血糖、ヘモグロビンA1c、中性脂肪、HDLコレステロールの4項目はメタボリックシンドロームと直接関係する検査項目。
血液検査の他に身長、体重、腹囲、血圧、尿糖、尿たんぱくを測定します。
メタボリックシンドロームかどうか判断するためには体重や腹囲のほかに血液中のコレステロール値などを参考に内臓脂肪が多いのか、肝臓は正常かを判断します。
日常生活の中では体重のほかにも体脂肪の測定し把握することが有効です。
現在の体脂肪計は機械により測定した体脂肪量が変わるなど十分な性能ではありませんが、毎日同じ時間に測定する、1日に数回計るなど体脂肪を計る条件を同じにすれば十分参考になります。
メタボリックシンドロームは日々の生活により良くも悪くもなります。
食事の管理に加え、体重・体脂肪を定期的に計り把握することがメタボリックシンドローム対策の第一歩です。
メタボリックについて知ろう